破産管財の動産換価の場合、管財人様の下で入札会が開催される事がよくあります。一括売却でない場合には度々トラブルも発生します。引き取り時落札動産が盗まれていたり、二重で売却されている事もあります。
今回も破産された病院の動産換価で入札が行われました。当組合も複数の動産を落札し引取作業に向かうことになりました。他の落札者が先行して引き上げ作業を行ったのですが、その際に当組合の落札品を誤って持ち帰ったと連絡がありました。安価な物でしたので権利を譲る事にしました。(管財人様の業務が滞らないように)
いざ引取りに向かうと手術室にあった手術台が有りません。重量物の為、養生や作業員の数も多めに用意しています。管財人様へ連絡すると調べて頂き、先般の業者が持ち帰っており譲って欲しいと言ってるとの事。流石に今回は返却して頂くよう依頼しました。その後も紆余曲折があり一月経って漸く送られて来ました。やれやれです。